1953-
創業
1953年8月、ポーカー ゲーム 機 賭博、将来日本に必ず訪れる航空・宇宙産業時代においてエレクトロニクス技術で貢献したいという思いで創業されました。当時の日本は、戦後の航空機産業の空白期により欧米諸国に後れを取っており、航空エレクトロニクスも未知の分野が多い状態であったため、ポーカー ゲーム 機 賭博、当時最新鋭の電子機器を最も多く利用していた米国極東空軍から電子機器の修理契約を得ることで新技術を習得するとともに、国内外で電子機器に関する調査研究を進めました。その中で、航空電子機器の中で使用されるコネクタの重要性と将来性に着目し、米国キャノン・エレクトリック社との技術援助契約によりコネクタ類の輸入販売業務を開始したのち、技術取得を経て自社でのコネクタ製造が始まることとなりました。
コネクタ
創業者 沼本 實
日本航空電子工業の初代社長として、トランス1個の修理5ドルの受注からスタートした後、熾烈な競争の中での年間契約の獲得や、自らトップ交渉に臨んだ海外大手企業との技術提携実現など、卓越した行動力と先見の明によってポーカー ゲーム 機 賭博の基礎を築きました。社長、会長として20年以上にわたってポーカー ゲーム 機 賭博の経営を担い、企業としての基本的姿勢を定めたことも大きな功績です。創立20周年に際し、事業のさらなる発展を目指して沼本会長(当時)が掲げたポーカー ゲーム 機 賭博の経営理念「開拓、創造、実践」は、現在も社内に脈々と受け継がれています。
自筆の企業理念
1961-
3ポーカー ゲーム 機 賭博の基礎を確立
1961年8月に米国ハネウェル社との技術援助契約を締結、次期主力戦闘機F104ジェット戦闘機に搭載するジャイロや自動操縦装置等の製造を開始し、これが現在の航機ポーカー ゲーム 機 賭博の基礎となりました。
コネクタにおいては、当初は防衛関係機器向けが中心でしたが、1960年頃には、納入先は民間企業が主力となり、無線通信機、テレビ、ラジオ放送機器、工作機械、電動機と多種多様の分野において使用されるようになりました。また、1963年12月には翌年の東海道新幹線開業に向けて新たな電気連結器の生産を開始しました。
1962年には、現在のインターフェース・ソリューションポーカー ゲーム 機 賭博につながる無接点スイッチおよびリレーの製造を開始し、主力3ポーカー ゲーム 機 賭博の基盤が確立しました。
ジャイロ群
ポーカー ゲーム 機 賭博創立10周年にあたる1963年には、翌年の東京オリンピックに向けて準備が進められていた東海道新幹線用に車両内の電気や情報をつなぐ電気連結器を開発しました。以来、東北新幹線、上越新幹線等全ての新幹線にポーカー ゲーム 機 賭博製品が採用され、日本の動脈を陰から支えています。
1977-
積極的な海外展開
1977年3月に米国での技術情報の収集、対米貿易業務、市場調査、顧客開拓を目的として、初の海外子会社となるゼットマーケティングカンパニー(現 JAE Electronics, Inc.)を米国カリフォルニア州に設立しました。
1984年にはコネクタの東南アジアに向けた輸出急増に対応するため、JAE Taiwanを設立し、次いで1988年には米国における製品供給体制を確立するためJAE Oregonが設立されました。1990年代以降には、香港、シンガポール、韓国、フィリピン、イギリス、中国(無錫、呉江、上海)に生産拠点、販売拠点を設立し、グローバル展開を加速させました。
設立当時のゼットマーケティングカンパニー
H-Iロケット ©JAXA
1986年8月13日、宇宙開発事業団(当時)はH-Iロケット試験機一号機を種子島宇宙センターから打ち上げ、衛星を軌道に投入することに成功。ポーカー ゲーム 機 賭博慣性誘導装置の主要部分である慣性センサユニット(IMU)および第二段ロケットの推進薬量計測装置(PLME)の開発にあたり、H-Iロケットの打ち上げに貢献しました。H-Iロケットの打ち上げ成功は、その後の実用衛星打ち上げや当時進められていた次期大型ロケットH-Ⅱロケット開発に拍車をかけました。
慣性センサユニット(IMU)
2003-
成長市場でのビジネス拡大
1990年代後半から始まった携帯電話やノートパソコン、デジタルテレビの普及に対応して、高速伝送の強みを活かしたコネクタを開発・生産し、社会の情報化に貢献しました。特に2010年代以降、スマートフォン市場の急速な拡大とともにポーカー ゲーム 機 賭博が急成長しました。自動車市場においても、電装化の進展とともに情報通信系、安全系などのコネクタ製品を拡充するとともに、新たに車載向け静電タッチパネルをポーカー ゲーム 機 賭博化し、着実にビジネス拡大を続けました。そして産機・インフラ市場を第三の重点市場として各ポーカー ゲーム 機 賭博で強化を進めました。
急成長を支える生産体制増強
ポーカー ゲーム 機 賭博の急速な拡大と新製品の量産に対応するため、生産拠点の増強や設備の大型投資を行いました。コネクタポーカー ゲーム 機 賭博ではスマートフォン向けビジネスの拡大を目指し、2012年に大規模な投資によって新たな製品の量産体制を構築しました。また自動車市場におけるハーネスの現地調達要求や海外向けビジネスの拡大に対応した生産体制強化を行うなど、各ポーカー ゲーム 機 賭博で生産能力の増強を行うとともに、内製化・自動化・省人化の取組みやBCP対策を進めました。
弘前航空電子に止水壁を設置
コネクタ規格策定への貢献 ~HDMIコネクタ~
テレビ放送のデジタル化・ハイビジョン化の進展に伴い、デジタルコンシューマ機器が急成長する中で、ポーカー ゲーム 機 賭博デジタルインターフェース用コネクタ「DC1シリーズ」を開発しました。DC1シリーズは、HDMI規格に準拠し、高速伝送対応、EMI対策を考慮した構造であることに加え、コネクタの脱着が容易な構造としています。
ポーカー ゲーム 機 賭博規格策定段階からHDMI Licensing, LLCにコネクタ提案を行い、当社の提案デザインが規格に採用された経緯から、DC1シリーズを迅速に上市することができ、多くの家電メーカーに採用されました。その後、小型化および高速化に対応した「DC2シリーズ」も販売を開始し、これらのデジタル放送普及への貢献により、2009年には「エミー賞」(Technology & Engineering部門)を受賞しました。