2022/03/28
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基板対基板ポーカー ネット
解決
スマートウォッチで実績のある最小クラスのポーカー ネット、信頼性と提案が採用の決め手に!
情報収集を進める中、日本航空電子工業(JAE)が0.3㎜ピッチポーカー ネットを開発したという新製品リリース記事を目にしました。興味を持ったS氏は、すぐにJAEに問い合わせてみました。
詳細を聞いてみると、JAEは多くのスマートウォッチでの導入実績があり、数多くの小型内装用ポーカー ネットを開発、ラインアップしていることが分かりました。さっそく現在の新スマートウォッチでの課題を相談してみたところ、「WP56DKシリーズ」を提案されました。
「WP56DKシリーズ」は0.3㎜ピッチ基板対基板ポーカー ネットで、従来品の0.35㎜ピッチ品より0.05㎜ピッチを狭くすることで、ピッチが累積する長手方向の寸法を大きく抑制することができると説明を受けた。S氏は、ポーカー ネットの小型化に伴う強度不足、小型化に伴う組み立て性の悪化、狭ピッチ化に伴う基板への実装性について質問したところ、保護金具を有する事による堅牢性の確保と共に、誘い込み構造をとる事で、組み立て作業性の向上を図る仕様を備えている事に加え、実装性においても実装評価レポートによる説明で、既存の基板実装ラインを大きく変更することなく生産が可能な事を理解し、この懸念点を解消する事が出来ました。そしてさらに、量産採用実績があるという事を知り、安心して使えそうだ、と感触を得ました。
早速、提供してもらったSパラメータで伝送シュミュレーションを行うと共にサンプルで試作し、評価を実施しました。結果、WP56DKシリーズは性能、品質とも上々の評価となったのです。
「WP56DKシリーズで、我々が最も苦しんでいた実装スペースの問題を解消することができました。Sパラメータなどの充実したデータのほか、他製品と比較しても信頼性もあり、安心して採用を決めました。そして、さらに検査方法の提案も受ける等、ポーカー ネットに関するさまざまな課題を早い段階で解決することができました。」
H社は、現在JAEのサポートを得ながら開発を順調に進めています。
解決のポイント
最小クラスの0.3mmピッチポーカー ネット採用による小型化
保護金具による堅牢性と誘い込み構造による良好な組み立て作業性を実現、実装評価済みで既に量産採用実績がある
Sパラメーター等のデータも充実、伝送シュミュレーションにより確認可能
課題を解決したポーカー ネットはこれ!
このページに記載されている内容は、発表日時点のポーカー ネットです。 ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますのであらかじめご了承ください。