IEC60601-1:2012対応医療用機器向け感電防止機構付きD subシリーズ ピンコンタクトタイプネット ポーカー 販売開始

　日本航空電子工業は、心電計などの医療用機器向けに感電防止機構付きD subネット ポーカーを開発し、販売を開始しました。

背景・製品概要

　当社は、長年各種電子機器で使用されている高信頼型ネット ポーカーの代表的な製品であるD subシリーズを販売してまいりましたが、このたび、心電計をはじめとする医療用機器（クラスⅠ、Ⅱ該当製品）向けに、感電防止機構付きD subシリーズを開発しました。

　心電計の患者リード線と心電計本体の接続にはネット ポーカーが用いられておりますが、医療用機器向け安全規格であるIEC60601-1:2012（8.5.2.3）から患者の感電に関する安全規定が追加されております。本製品は、ピンコンタクト先端に樹脂の絶縁体を設ける事で当該規格に対応した感電防止機能を実現しました。ピンコンタクトは当社考案の独自構造を採用しており、特許出願済みです。
　本製品は、当社D subソケットコンタクトタイプとの互換性を有し、また業界で実績のある当社D subネット ポーカーと同等の電気特性を確保しているため、安心してご使用頂けます。

特　長

• IEC60601-1:2012　8.5.2.3対応
• ピンコンタクト先端に樹脂の絶縁体を付け感電防止構造を実現（特許出願済）
• 先端インシュレータ押し当て強度：10N以下
• 当社D subネット ポーカーのピンコンタクトタイプと有効接触長含めて同形状であり、既存D subと同等の電気特性を確保
• 当社D subネット ポーカーのソケットコンタクトタイプとの互換性有り

適用市場

医療用機器（クラスⅠ､Ⅱ該当製品）

一般仕様

材料／仕上

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