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2020年7月22日

本日発表いたしました、2021年3月期第1四半期決算の概要をお知らせいたします。

●2021年3月期第1四半期決算概要(累計)
 当社グループの2021年3月期第1四半期の連結業績は、
■ 売上高

433億45百万円

(前年同期比95.9%)
■ 営業利益

▲17億45百万円

(前年同期比 -%)
■ 経常利益

▲15億87百万円

(前年同期比 -%)
■ 当期純利益

▲13億27百万円

(前年同期比 -%)

 となりました。
 この業績の背景・要因は以下によるものです。

 当第1四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による各国の都市封鎖により企業活動が大きく制限されました。その後、中国では経済活動の再開により一部で回復が見られたものの、米国や欧州では雇用・所得環境の悪化により消費が減速し、景気が大幅に下押しされるなど各国経済に深刻な影響を及ぼしました。
 わが国経済においても、4月には緊急事態宣言が発令され、個人生活、企業活動が制限されたことや海外経済悪化の影響から内外需ともに大きく落ち込み、極めて厳しい状況となりました。
 当社グループの関連するエレクトロニクス市場についても、主要機器において同感染症の影響を受け、需要低迷やサプライチェーンの寸断等により低調な状態が続きました。

 このような状況のもと当社グループは、主力の韓国 カジノ ポーカー事業を中心に受注・売上の確保を図るとともに、内製化の更なる強化によるコストダウン、設備効率化及び諸費用抑制など経営全般にわたる効率化を推進し、業績向上に努めました。
 しかしながら、注力する自動車、携帯機器、産業機器の各市場での需要減少に加え、フィリピン、メキシコの生産拠点において、各所在国の感染防止対策により稼働制限を受けたことから、上記業績となりました。

●2021年3月期通期予想
 当連結会計年度の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により予断を許さない状況にありますが、現時点では各国において、大規模な財政政策や経済活動の再開により緩やかな回復が期待され、当社の関連するエレクトロニクス市場においても回復の傾向が見込まれます。
 このような事業環境のなか当社グループは、受注・売上の確保はもとより、諸費用や投資の抑制など、徹底した経営効率化により業績向上に努めますが、当第1四半期連結会計期間の業績及び現時点における第2四半期以降の見通しから、当期の通期連結業績予想につきましては、
■ 売上高

1,930億円

(前年度比 93%)
■ 営業利益

60億円

(前年度比 43%)
■ 経常利益

50億円

(前年度比 35%)
■ 当期純利益

37億円

(前年度比 33%)

 を予想しております。

 なお、通期連結業績予想の前提となる為替レートは、1米ドル108円としております。また、今後新型コロナウイルス感染症が世界的に再拡大し、当社の需要や操業に影響を及ぼす恐れがありますが、その影響については上記業績予想には織り込んでおりません。

 また、今期の配当金につきましては、中間配当金、期末配当金それぞれ1株につき10円、年間配当金20円を予定しております。
以 上

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