環境報告書2016

環境監査

 国内 マルチサイト(※マウスを置いて定義をご覧ください) の環境マネジメントシステムは、2005年8月のマルチサイト認証後10回目のISO14001:2004年版の審査を受審しました。2013年度より営業拠点はTV会議システムによる遠隔審査を導入し、審査の効率化を図っています。
 環境マネジメントシステムが適切に実施および維持されていることを判定するため定期内部環境監査を実施しました。
 また、航空電子グループの製品設計、製造工程、における含有化学物質管理状況を監査するための環境品質内部監査を実施しました。

●ISO14001審査の結果
 2015年度は定期審査を受審し、ISO14001:2004規格に基づく環境マネジメントシステム全体の適合性、有効性、並びに認証の範囲における適切性を審査され、認証を継続することができました。今後は本業との結びつきをさらに深め、より効果的・効率的な活動となるよう取り組んでいきます。
審査実施サイト グッドポイント 指摘事項
カテゴリーA カテゴリーB 改善の機会
JAEグループ、JAE、HAE及びYAEサイト 2件 0件 0件 17件

●定期内部環境監査の結果
 2015年度の定期内部環境監査では、前回の監査結果を基に「法的及びその他の要求事項の特定・参照・順守の手順」、及び「緊急事態等の特定・対応手順と実施状況」に重点を置いて監査を実施しました。監査の結果、不適合が1件検出され、是正処置は完了しています。
 また、一昨年導入した法令チェックシートは、現場設備等に関連する事項にポイントを絞り、監査側、被監査側双方の知識レベルの維持・向上を図りました。
 各サイトに共通する課題や評価できる点はグループ全体に水平展開し、より一層の管理レベルの向上を図っています。
審査実施サイト 評価
できる点
指摘事項
不適合 観察事項 要望事項
JAEグループ及び全サイト 14件 1件 23件 45件

●環境品質内部監査の結果
 環境品質内部監査では、社内環境アドバイザーによる相互評価方式により監査レベルの共通化を図るとともに、2015年度より JAMP 「製品含有化学物質管理ガイドライン」チェックシートを新たに事前調査用に導入して実施しました。監査の結果、運用の不備を検出し、改善を図りました。
審査実施サイト 指摘事項
不適合(注1) 準適合(注2)
JAEサイト(ポーカー オンライン 無料、航機、UIS)
HAE、YAE、FAE、SAEサイト
1件 4件
(注1) 設問に対応したルールがない場合、および/又は運用が行われていない場合は「不適合」
(注2) 設問の内容で実質的に満足する運用が実施されているが、ルール又は運用の一部に不備がある場合は「準適合」


2015年度 ISO14001定期審査の様子

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