ポーカー ブラック ジャック2024
環境報告2024発行に際して 執行役員 檜山 憲孝
今、国際社会が抱えている地球規模で取り組むべき課題に対応するために、航空電子グループは、サステナビリティ経営の推進を重要な経営指針として掲げています。2024年4月には、サステナビリティ推進室を設置することにより、グループにおけるサステナビリティの重要課題について組織的・体系的に取り組む体制を整え、その中で環境課題に対しては、企業として生産規模を拡大しながらも環境負荷を低減、環境方針に沿った事業を推進し、気候変動対策を中心に以下の取組みを行いました。
まず、気候変動対策では、省エネ施策として生産設備の非稼働時電源OFFや照明のLED化、エアーコンプレッサー台数制御運転による節電や高効率変圧器への更新などを実施し、物流についてもモーダルシフト(鉄道輸送)やリユーストレーの使用により温室効果ガスを削減しました。また、HAE、YAEに続き、SAE、FAE、MGC、JAE(昭島事業所、NLC等)でも2023年度秋から再生可能エネルギー由来の電力導入に切り替えたほか、昭島事業所にて太陽光発電を設置しました。
これらの施策により、売上高原単位や温室効果ガス排出量は大幅に減少し、航空電子グループとして策定した温室効果ガス削減目標(2030年度にグローバル生産ベースでスコープ1,2を対象に2017年比55%削減)を達成しました。そこで2017年比75%削減を新たな目標として設定するとともに、2050年度までのできるだけ早い時期にカーボンニュトラルを目指すこととし、それぞれ外部にも公表しております。新たな目標達成に向けて、省エネや再エネ導入をこれまで以上に推進していきます。
次に、廃棄物削減については、脱プラスチックに向けて、成形くずや未使用成形材の有価物化促進とともに、レスペーパーによる一般廃棄物の削減、金属系廃棄物の分別徹底によるリサイクル等の取組みを行ってきた結果、再資源化率は99.8%となりました。今後も廃棄物毎の処理内容の見直しや、廃棄分別の教育に取り組んでいきます。
また、製品含有化学物質規制への対応では、取引先様とのコミュニケーションが重要であり、化学物質含有データの提供等、相互信頼に基づいた協力体制を構築し、今後も継続して管理体制の充実を推進していきます。
ここに、2023年度の環境活動を取りまとめ、環境報告として公表致します。今後の環境活動のさらなる向上の為に、皆様からの忌憚のないご意見を賜れれば幸いです。
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