環境報告書2024
気候変動対策
気候変動対策は世界的な重要課題であり、より一層の取り組みが求められています。
国内ディーラー ポーカーでは「環境意識の啓発」「生産系での対策」「工場施設での対策」を3つの柱として、気候変動対策に取り組んでいます。
ディーラー ポーカーの温室効果ガス排出量
2023年度のディーラー ポーカーの温室効果ガス排出量は46,772 t-CO2(2022年比31.4%減)となり、前年度より売上高原単位ともに大幅に減少しました。これは、HAE、YAEに加えて、2023年秋からSAE、FAE、MGC、JAE(NLCも含む)でも再生可能エネルギー由来の電力を導入したことや、グループ全体で省エネ活動を推進したことによります。
※エネルギー使用の原単位(※マウスを置いて定義をご覧ください)は、国内・海外温室効果ガス排出量と連結売上高による原単位を示します。(単位:t-CO2/億円)
※国内電力使用によるCO2換算係数は、環境省の算定方法・排出係数一覧に掲載された各電力会社の公表値を使用しています。
温室効果ガス削減目標として、2030年55%減(2017年比)を掲げていましたが、これらの取組みにより2023年度に実質温室効果ガス排出量56.2%減(2017年比)となり目標を達成したため、以下の新目標(国内外生産拠点スコープ1,2を対象)を設定しました。今後の2050年度カーボンニュートラルを目指し、取組みを行っていきます。
引き続き、海外生産拠点も含めたグループ全体の活動として、使用電力の把握に努め、温室効果ガス排出量及び売上高原単位を監視しつつ、更なるインフラ設備や、生産設備の省エネ化、そして、効率的な生産、再生エネルギーの導入を行っていきます。省エネの具体的な対応については、2022年度から、従来の目標の2倍を目安に各生産拠点にて施策を掲げて、以降に示す省エネ事例などを実施しています。昨年に続けて、社外の有識者による省エネ診断も受けました。今後も省エネを推進していきます。
再生エネルギーの導入については、国内生産4拠点やNLCにおいて、再エネ由来100%の電力に切り替えたほか、JAE(昭島事業所)にて建物屋上に以下の太陽光発電を設置しました。今後の運用結果を他拠点への導入の判断材料に活用していきます。
SBTへの対応状況
ディーラー ポーカーは日本電気グループの一員としてSBTiよりSBT1.5℃の認定を取得していましたが、2024年3月22日付で当社は日本電気株式会社の連結子会社から持分法適用関連会社となりましたので、今後はディーラー ポーカーとしてSBTの認定取得を検討していきます。電機・電子業界の統一目標への対応状況
国内ディーラー ポーカーは、電機・電子業界の「カーボンニュートラル行動計画」に参画し、「2030年に向けて、生産プロセスのエネルギー効率を年平均1%改善する」を目標として活動を推進しています。引き続き、省エネへの取組みによりエネルギー使用原単位の抑制に努めています。
東京都の「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」への対応状況
2020年度から2024年度の第三計画期間では平均で25%の削減義務が課されておりますが、2023年度の排出量は新製品の立上げ等により、基準排出量から単年度では25%の削減に達しませんでした。このままでは削減義務の達成が厳しく、再生可能エネルギーの導入なども含めて、より一層の気候変動対策への取組みを推進します。ディーラー ポーカーの森の貢献
ディーラー ポーカーの森でのヒノキや広葉樹の植樹等により、温室効果ガス(CO2)の吸収量は年間約5.3t-CO2と推計しています。2023年度 省エネ事例
工場施設関連及び生産系
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実施内容① | ||
生産設備(印刷硬化炉)の非稼働時電源OFFによる電力削減 (UIS) |
生産に使用している印刷硬化炉については、品質安定性確保の観点から常時電源ONでの稼働としていたが、影響度の低い工程をターゲットとして安定性確認評価を行うことで、非稼働時間帯の電源OFFを実現。順次適用を進めることで、エネルギー消費の抑制を図った。 | |
効果 | 備考 | |
約739,568kWh/年 |
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実施内容② | ||
エアーコンプレッサー台数制御運転による節電 (HAE) |
工場内で使用するエアーは複数のコンプレッサーで生成され、エアータンクに貯蔵し工場内に配送されるが、エアータンクの圧力を人が監視しながら手動でON/OFFしていたため過剰にエアーが生成される事があった。台数制御ユニットを設置し、自動でON/OFFする事で、過剰なエアー生成がなくなり、ON状態のコンプレッサーも常時フル運転状態(効率が最も良い)にする事が可能となった。 | |
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効果 | 備考 |
1,599,566kWh/年 |
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実施内容③ | ||
高効率トランスの導入による電力削減 (YAE) |
第二工場B棟増築に伴い、無負荷損を大幅に低減する高効率トランス(アモルファス変圧器)の導入を行った。 導入の結果、177,828kWh/年の削減を達成した。 |
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効果 | 備考 | |
177,828kWh/年 |
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JAE照明関連
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実施内容① | ||
LED照明への更新(JAE) |
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効果 | 備考 | |
計55,477kWh/年 |
建屋内照明のLED化は2013年度から計画的に実施している。 今後も引き続き老朽化した厚生事務棟、第1工場フロア照明を中心に計画的に更新予定。 2023年度末現在 11,041灯中7,690灯LED化済 進捗率70% |
海外生産拠点の活動
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実施内容① | ||
工場省エネ活動(JAE-WJ) 赤外線人体センサーによる照明制御 |
電気の節約改善。
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効果 | 備考 | |
計11,892kWh/年
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物流関連
1)モーダルシフト(鉄道輸送)による温室効果ガス削減
トラック輸送(木箱梱包)を鉄道輸送(コンテナ)に切り替えることによりCO2削減を実施しました。
2023年度温室効果ガス削減実績3.3 t-CO2の削減 (トラック輸送との対比)
2) リユーストレー使用による温室効果ガス削減
ディーラー ポーカーのトレーをリユースすることで温室効果ガスを削減しました。
2023年度温室効果ガス削減実績=117.5 t-CO2削減。
※リユーストレー重量45.9トン/年×換算係数2.56 t-CO2=117.5 t-CO2
気候変動対策に関する啓発活動
2023年度に行った気候変動対策に係る啓発活動の幾つかをご紹介します。環境月間の周知を行い、サイト毎に各種環境月間行事を催しました。
- エコドライブ運動
- 各事業所周辺地域の清掃活動 他
● クールビズ、ウォームビズ:国内ディーラー ポーカー
- クールビズ ( 5月1日~10月31日(例 JAEでの期間))
- ウォームビズ(12月1日~ 3月31日(例 JAEでの期間))
サプライチェーン協業による気候変動対策
ディーラー ポーカーでは、国内の取引先様へCSRガイドラインで温室効果ガスの排出量削減のご賛同及び実践をお願いし、サプライチェーン一体で気候変動対策に取り組んでいます。持続可能な社会の形成に向けて
環境報告2024発行に際して
環境経営のシンボル
報告範囲と編集方針
環境活動の実績
環境マネジメント
社会との関わり
環境負荷低減の取組み